技術・製品

「小型電気刺激治療器」発売【日本メディックス】

訪問医療、ベッドサイド向けに

リハビリ機器メーカーの日本メディックス(社長=高橋有裕氏、千葉県柏市)は、訪問・ベッドサイド・個別治療向けの小型電気刺激治療器「HVMCデルタ」を発売した。

高齢者の加齢による日常生活に支障をきたす痛みの本格的治療手段として、ハイボルテージ治療と微弱電流治療を行うことができ、大きさは病院のベッドサイドや在宅に携帯できるサイズとした。

ハイボルテージ治療は、深部の筋や腱への消炎鎮痛に有効とされ、皮膚表面への刺激痛を抑え、深部に電気刺激が到達できる。

微弱電流治療は、刺激を多く加えることによる増悪が懸念される損傷急性期の場合などの症状にもしっかり対応できる。

HVMCデルタの価格は50万円。流通形態などを見直し、普及価格とした。同社では発売初年度に500台の販売を見込んでいる。問い合わせは同社営業推進部(☎04―7193―2232)へ。