「総合電気刺激装置」上市【伊藤超短波】
最新の導子や電気刺激モードに対応

伊藤超短波(社長=倉橋司氏、埼玉県川口市)は、低周波治療器・干渉電流型低周波治療器組合せ理学療法機器の新製品「エスミスES―5201」を9月1日に発売した。新製品は、立体動態波搭載の治療器として長年支持を集めてきたロングセラー機「イトーES―5000」の後継機種にあたる。従来機の機能・性能を継承しつつ、最新の導子や電気刺激モードに対応した総合電気刺激装置のフラッグシップモデルに位置づけられる。
治療モードは大きく「3D治療」と「2D治療」の2系統、計6種類を用意した。3D治療モードは「立体動態波モード」「3D EMSモード」「3D MENSモード」の3モードを搭載。患部を広範囲・立体的に治療できるので、治療ポイントの特定が難しい部位を広くカバーする。立体動態波モードから3D MENSモードへ自動的に切り替わる「フェーズ設定」機能も備え、吸引導子を用いた治療では開始からトリートメント完了まで操作が不要となる。
2D治療モードは、深部組織にアプローチし鎮痛効果を発揮する「ハイボルテージモード」、不随意的な筋収縮を引き起こし筋力トレーニングや筋萎縮改善を支援する「EMSモード」、微弱電流で組織の治癒促進を図る「MCRモード」の3モードで構成。急性期からリハビリまで、症状や治療目的に応じた柔軟な使い分けが可能となる。
新たに採用した「マルチバーストモード」は、独自アルゴリズムによって周波数を変化させながら患部を刺激する。刺激感への配慮により不快感を抑えつつ出力を上げられるため、反応の悪い神経や筋の治療での効果が期待できる。
そのほか、新採用の「回転モード」は4つの導子間で電流の流れるポイントを独自のリズムで順番に移動させながら筋や神経を刺激する。このうち、「立体動態波モード」は1秒または3秒周期で設定でき、関節治療に役立つ。「3D EMSモード」は一定周期での複雑な筋収縮を通じて、深部筋を刺激し、体幹部治療に役立つ。
標準付属品の指先で通電できる「パルスタッチ導子」は、電気刺激と、つまむ・押す・揉むといった手技を組み合わせた新しいアプローチが可能になり、モーターポイントの探索や運動療法との併用にも対応する。
別売オプションとしては、経皮的吸引機能を備え「押す」だけでなく「吸い上げる」アプローチも可能なハンディ型プローブ「3Dリリースプローブ」、氷を入れて結露させ電気刺激でアプローチ可能な「スケートプローブ」、吸引装置なしで各モードの治療に対応する「3Dゴム電極」、伸縮性に優れ手洗いにも対応する「パルスコア固定ベルト」などを用意している。
エスミスES―5 201の価格は、本体のみが278万円(税抜)、吸引装置1台を含むセット価格が338万円(同)。