技術・製品

多彩なAIソリューション搭載【キヤノンメディカル】

MRI装置フラッグシップモデル投入

3テスラMRI装置「ヴァンテージセンチュリアン/プレシャスエディション」

キヤノンメディカルシステムズ(社長=瀧口登志夫氏、栃木県大田原市)は、3テスラMRI装置のフラッグシップモデル「Vantage Centurian/Precious Edition(ヴァンテージセンチュリアン/プレシャスエディション)」を発売した。

同製品は最新ソフトウェア「Ver.12」や、超解像画像再構成技術「PIQE」を搭載した。PIQEは画像解像度を最大3倍に高めることが可能なため従来、取得が難しかった高精細画像の提供を実現する。また、これまでと同等の分解能であれば撮像時間を大幅に短縮できる。同製品ではPIQEの適用範囲をさらに拡大し、3Dシーケンスや2DCSシーケンスへの対応を追加することで、より幅広いシーンでの臨床検査に貢献する。

息止めすることなく腹部ダイナミック撮像を行える技術「BreathResistantDynamic」を新たに搭載した。ディープラーニングを活用することで、動きによるアーチファクトを大幅に低減し、息止めが困難な患者に対しても自由呼吸下で高画質な画像を提供する。また、従来は操作者が撮像された画像から最適な動脈相のタイミングを選択していたが、同技術では動脈相を自動抽出でき、操作者の負担を軽減する。

DWI特有のノイズを低減する技術「Complex Signal Average DWI」を搭載。ディープラーニングを活用することで、従来は困難であった複素加算が可能となり、DWIのノイズ低減を実現する。これまでノイズが課題となっていた「high b」や「Thin Slice」の撮像に有効で、DWI撮像の可能性を広げる。