医療用カートを好みのデザインに【サカセ化学工業】
デザインオプションサービス開始

医療機関向けのキャビネット、カートを製造販売するサカセ化学工業(社長=酒井哲夫氏、福井県福井市)は、医療機関向けカートに環境や空間にあわせ好きな外装のデザインを選べるシリーズ「エラ・ベル」を追加し、発売した。
エラ・ベルシリーズは測板や背板に使用する外装ボード、または筐体に使用するアルミフレームへ任意の柄を付与できるオプションサービスで、1品からの製作が可能。第一弾として小児科・産科向けにサービスを開始した。
色彩感覚が豊かな子ども目線のオリジナル柄(3種)から選べるほか、入院患者や医療機関職員が書いた絵や図柄などのデータからも製作できる。
これまでの無機質なカートは「痛い事をされる道具という怖いイメージ」だったが、怖がる子どもたちや、親御さんに辛い感情を呼び起こさせない、患者の不安を払拭し、安心した医療空間の確保に貢献したいとの想いから開発に至った。