技術・製品

ズレと緩みのない圧迫実現【アルケア】

2層式の「自着性包帯キット」販売開始

自着性包帯キット「デュアプレス・テンションガイド」の使用イメージ

アルケア(社長=伊藤克己氏、東京都墨田区)は、医療現場で圧迫固定に使用する自着性包帯キット「ディアプレス・テンションガイド」を発売した。

同製品は圧迫圧をかけることができる巻き直しの手間が少ない2層式の包帯。2層の包帯はそれぞれ異なる伸縮性と自着性を備え、緩みにくい構造となっている。

使用方法は内側に片面自着性・弾性糸を用いた不織布素材で伸長率60%のパディング包帯(白色)を巻き、外側に両面自着の伸長率150%のガイド付き弾性包帯(茶色)を巻きつける。

自着性により装着時に手を離しても転がり落ちることがないため、包帯に慣れていない人でも自身のペースで巻くことが可能。2層の包帯とも、はさみなどの道具を使わずに手でカットできるので、下肢の長さや周径に影響されずに適正な位置で巻き終えることができる。

2層の包帯同士が自着し、ズレや緩みを防止するので、立ち仕事をしている人や、自身での巻き直しが難しい人など、巻き直しのタイミングまで崩れることなく状態をキープできる。