抗ウイルスマットレス発売【パラマウントベッド】
薬品による清拭消毒が可能に
パラマウントベッド(社長=木村友彦氏、東京都江東区)は、医療・介護用マットレスのラインアップに、付着したウイルスの増殖を抑える抗ウイルスタイプのマットレスを追加発売した。マットレス表面に薬剤による清拭消毒を行っても抗ウイルス性は維持される。
発売する抗ウイルスタイプは、床ずれの発生リスクに合わせて、体圧分散効果の違う表と裏で柔らかさを選べる体圧分散マットレス「エバーフィットC3マットレス」と「エバープラウドマットレス」の2種。
抗ウイルスタイプのカバー表面には、セーレン社(東京都港区)の抗ウイルス技術「BYERUS(バイラス)」を施し、ウイルスがマットレスに付着すると、抗ウイルス成分が作用してウイルスの活動を抑制する。
さらに、セーレン社と共同で、細菌やウイルス減少に効果のあるアルコールや次亜塩素酸ナトリウムでの清拭消毒後も、カバー表面に抗ウイルス効果を持続させる技術を開発した。抗ウイルス性と耐薬品性を合わせ持つマットレスは医療・介護業界初となる。
抗ウイルスタイプ2種のサイズは幅83㌢㍍と幅91㌢㍍の2タイプを用意。価格はオープン。