新型「心臓カテーテルシミュレーター」発売【JMC】
手軽にカテーテル操作の練習可能
JMC(社長=渡邊大和氏、神奈川県横浜市)は、大阪大学、フヨーと共同で研究・開発する心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID(ハートロイド)」シリーズとして、新たに「リードレスペースメーカーモデル」を発売した。
リードレスペースメーカーモデルは、X線透視下やカメラでのライブ画像下で、リードレスペースメーカーモデルの留置(植え込み)手技のシミュレーショントレーニングを行うことができる。
実際の臨床で行われる手技と同様に、足の血管から心臓の中へカテーテルを挿入し、造影剤を使いデバイスの位置を確認しながら、心臓の中に植え込むまでの流れをシミュレーションすることが可能となる。
心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID」はX線透視下の実践に即した本格的なトレーニングから、机上でのイメージトレーニングまで、環境を選ばずに手軽にカテーテル操作を練習できるようになっている。
手術に臨む医師や医学生が練習用として使用しているほか、医療機器メーカーの研究開発や販売促進ツールとして、世界15か国で活用されている。