技術・製品

短いスコープを2本収納可能【タイホー】

内視鏡保管庫「Piccolo」

コンパクトな卓上型「内視鏡保管庫」

タイホー(社長=椎名敬一氏、埼玉県入間市)は、耳鼻咽喉科・泌尿器科・婦人科用の内視鏡保管庫「Piccolo」を販売している。

Piccoloは有効長380㍉㍍までの短いスコープを、軟性部を伸ばして2本収納でき、作業台や棚の上に置くことが可能な小さなサイズ(W300×D340×H845㍉㍍、重量9㌔㌘)となっている。

内部の「クリーンマット」

内視鏡のCCDカメラを保護する内部の緩衝マット(クリーンマット)には制菌加工素材を採用。外して洗え、すぐ乾く布製マットなので、庫内の清潔を保てる。

扉(鍵付き)があるので、洗浄・消毒したスコープを、より積極的に再汚染から守ることができる。扉は透明で内部の確認が容易なほか、色はさわやかなブルーなので室内を明るい印象にする。

架台の配置を工夫し、軟性部を他のものに接触させずに、まっすぐに掛けておくことができる。

専用のキャビネットを設置することで、定位置保管が簡単に実現し、院内5Sに有効となる。

価格は25万5000円。Piccoloの詳細や問い合わせはタイホー(☎04―2934―5141、ホームページ=http : //www.taiho-cab.co.jp/)へ。