「新春医療機器賀詞交歓会」開催 ー 日医機協
約250人が参加し新年の初顔合わせ
日本医療機器協会(理事長=今村清氏、日医機協)は1月11日㈮午後6時から、東京・内幸町の帝国ホテルで「平成31年新春医療機器賀詞交歓会」を開催した。賀詞交歓会には会員をはじめ、来賓の国会議員や関係行政機関の担当官、医工連携事業で連携する地方自治体の担当者、友好団体の役員--ら約250人が参加し、にぎやかに新年の初顔合わせを行った。
賀詞交歓会は司会の田中一嘉副理事長の言葉で開会した。年頭のあいさつに立った今村理事長は「皆さま、新年明けましておめでとうございます。年始のご多忙の中、お越しいただきまして、誠にありがとうございます」と新年の賀詞を述べたあと、「当協会の会員同士が交流できる場は賀詞交歓会と総会の年2回しかなく、貴重な機会ですので、大いに名刺交換をして交流を図っていただきたい」と呼びかけた。
新年のめでたい席なので、明るい話題を中心に、今年のラクビーワールドカップ、2020年の東京五輪、25年の大阪万博の開催に言及し「日本は行事が目白押しですが、私も世代的に1970年の大阪万博に行きましたが、万博会場では未来の製品ならびに、そのコンセプトが紹介されていた。今では実現されているものがたくさんあるが、例えば『動く歩道』や『ワイヤレスフォン』、『テレビ電話』、『電気自動車』、『電気自転車』、『電波時計』、その他、現在進行形のものとして『リニアモーターカー』もある。また五輪や万博などの行事を通じて、未来構想として発表されるものがあるが、その中で健康寿命の延伸に貢献するような医療機器も、実際の機器として発表されるかもしれません」と未来の医療機器に思いを馳せた。
また、「当協会の会員企業向けの野球大会やボウリング大会、フットサルリーグなどの事業が評価され、オリンピック・パラリンピック準備局スポーツ推進部から東京都スポーツ推進企業認定制度による平成30年度『推進企業』に認定された。さらに、鈴木大地スポーツ庁長官から、30年度『スポーツエールカンパニー』に認定された。会員企業の多くのご参加により認定を受けることができた」と報告し、今後もスポーツ関連事業を充実させていく考えを表明した。
次いで、来賓を代表して、上野賢一郎財務副大臣、鴨下一郎衆議院議員、藤井基之参議院議員、武見敬三参議院議員、野口俊久東京都福祉保健局食品医薬品安全担当部長、十屋幸平日向市長、成澤廣修文京区長、渡部眞也日本医療機器産業連合会会長--らが、それぞれの立場での来賓祝辞を述べた。
このあと、吉田路樹副理事長が〝乾杯〟の発声を行い、賀詞交歓会は開宴した。会場のあちこちでは参加者らが新年のあいさつを交わし、懇親を深めながら今年の飛躍を誓い合った。
歓談中には廣瀬英一理事が登壇し『国際モダンホスピタルショウ2019』の日医機協ブースの紹介や出展案内を行った。ひとときの歓談のあと、中島孝夫副理事長の〝中締め〟で賀詞交歓会は散会となった。