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山﨑代表幹事らの続投決定 ー JMIAユースアップの会

「平成30年度定時総会」を開催

「定時総会」に参加のJMIAユースアップの会の会員ら

日本医療機器協会(JMIA)加盟企業の若手の経営者や幹部らで組織するJMIAユースアップの会(代表幹事=山﨑隆次氏)は、4月16日㈪午後6時30分から、東京・湯島の東京ガーデンパレスで「平成30年度定時総会」を開催した。総会では新年度の事業計画と予算を打ち出したほか、役員の改選では山﨑代表幹事をはじめ大半の役員が留任となった。

総会は司会の中村聡史監査役が「総会員数44名中、委任状提出を含め出席40名」と総会の成立を告げ、開会した。

これを受け、あいさつした山﨑代表幹事は「会の存在を意義あるものにするには『事業内容』、『予算』、『会員数』の3点が重要で、これを同時に伸ばしていく必要がある」とし、昨年度の『事業』を振り返り「トータル12回の活動を行い、その中には継承事業として4年目になる学校展示会や、新たな試みとして家族レクレーション事業を行った。そのほか、セミナーや見学会では会員の方々のお力添いをいただき、感謝申し上げる」と事業内容を紹介した。

『予算』に関しては「親会から(医科器械会館の)セミナーホールの無料貸し出しとは別に、昨年度は10万円の補助をいただいた。これもあり積極的は活動ができたと思っている」と述べた。

『会員数』については「例年、卒業されていく会員がいる中、会員数を維持する上で、新規会員の獲得は一番重要になる。昨年度は幹事会を中心に会員の方々とも連携して、目標である6名の新規会員が入会し、無事に目標を達成できた」と会員が増強できたことを報告した。

学校展示会など事業計画打ち出す

このあと、議事の審議に入り、平成29年度事業報告を串畑恭平副代表幹事、同収支決算報告を新井健介幹事、平成30年度事業計画を長谷川亮幹事、同収支予算を岩田雅人副代表幹事、規約改正を山﨑代表幹事、役員改選を松原英雄幹事――がそれぞれ報告、説明を行い、各議事とも承認、可決した。

このうち、平成30年度事業計画では①会員数拡大活動の実施(新規会員6名の獲得めざす)②本郷台中学校での学校展示会の開催③家族レクレーションの開催④研修見学会の開催(9月14~15日、福井県・シャルマン)⑤活動報告書の配信⑥若手を育成する活動の企画⑦定例幹事会の開催――などの事業推進を決定した。

また、規約改正では代表幹事の運営責任を明確にし、事業活動や活動方針への取り組みを確実に実行することを目的に、代表幹事の任期を2年に伸長するなどの規約の改正を行った。

一方、役員の改選では、新役員候補が発表され、これを出席会員が了承し、新役員体制(別掲参照)が決定した。

総会終了後は懇親会を催され、日本医療機器協会の今村清理事長と中島孝夫副理事長、田中一嘉副理事長が来賓として参加した。開宴にあたり、今村理事長が「皆さんの中から、多くの方が日本医療機器協会の理事になることを期待している。そして理事会の平均年齢を下げ、若い考え方で新しい方向に協会を引っ張って行っていただきたい」とユース会員の成長を祈念して『乾杯』を行い、懇親会は開宴した。

会場では会員らが和やかな雰囲気の中、情報交換のうちに親睦を深め合った。ひとときの歓談のあと、元代表幹事の関口虎男氏の『一本締め』で散会となった。

JMIAユースアップの会の新役員

山﨑代表幹事(前列中央)ら新役員

代表幹事
山﨑 隆次(富士医療測器)
副代表幹事
長谷川 亮(ハセガワメディカル)
○新井 健介(新井製作所)
幹事
串畑 恭平(河野製作所)
○岩田 雅人(荒井製作所)
○美濃島 正浩(美濃島工業)
監査役
松原 英雄(アトムメディカル)