JASISを充実開催へ【日本科学機器協会】
「平成30年賀詞交歓会」を開く
全国10地区の科学機器協会で組織される日本科学機器協会(会長=矢澤英人氏、東京都中央区、日科協)は、1月9日㈫午後5時30分から、東京・高輪のグランドプリンスホテル高輪で、全国各地から会員らが集い「平成30年賀詞交歓会」を開催した。
年頭にあたり、あいさつに立った矢澤理事長は「毎月皆さまにお届けしている機関誌『科学機器』は昭和23年7月に第一版を刊行以来、今年で70年の節目を迎える。協会の歴史を振り返り、先達のメッセージをくみ取り歴史を学ぶことは大切で、機関誌は過去と未来をつなぐ重要な役割を担っている。今後ともご愛読いただくとともに、ご意見、ご寄稿のご協力をお願い申し上げる」と語り、今後も機関誌の内容を充実させていく考えを明かした。
日科協の重点事業である分析機器・科学機器専門展示会『JASIS2018』に言及しては「世界は今、科学技術とイノベーションでしのぎを削っている。少子高齢化社会の現状を打破し、明るい未来を描くためにも会員1人ひとりの知恵と行動力が求められている。その実現に向けJASISは重要な役割を担っている。今年はグローバル化を視野にアジアのハブ展として、科学機器産業の情報発信基地となることをめざし、9月5日から7日までの3日間、幕張メッセで開催する。また、来年2月5日から7日までの3日間、グランキューブ大阪で『JASIS関西2019』を初めて開催する」と述べ、JASISへの出展を依頼した。
引き続き、来賓を代表して経済産業省製造産業局産業機械課の片岡隆一課長と、文部科学省科学技術・学術政策局研究開発基盤課の村上尚久課長が祝辞を述べたあと、日科協の入江照四名誉会長の『乾杯』で賀詞交歓会は開宴した。
会場では全国各地から参加した会員らが新年の賀詞を交しながら、今年1年のさらなる飛躍を誓い合った。ひとときの歓談のあと、日科協の高木裕明副理事長の『中締め』で散会となった。