「第100回日本医療機器学会大会」開催へ【日本医療機器学会】
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日本医療機器学会(理事長=高階雅紀氏、東京都文京区)は、6月12日㈭~14日㈯の3日間を会期に、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1―1―1)で「第100回日本医療機器学会大会」(大会長=加藤伸彦・北海道情報大学医療情報学部医療情報学科准教授)と、併設の医療機器展示会「メディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2025」を開催する。
第100回学会大会は『未来への架け橋―伝統と革新の融合―』をテーマに、先人たちが築き上げた伝統と知識を受け継ぎ、新たな時代に向かって進化を続けていくことを目指して、さまざまなプログラムが組まれている。
1日目の12日にはマネジメントセミナーが「医療機器の適切な取り扱い」や「リスクマネジメント~他業界の取り組み」、「進化する医療機器」をテーマに企画されている。セミナーに参加することで、同学会が認定している滅菌技師・士に5単位、臨床ME専門認定士に10ポイントが加算される。
同じく同学会が認定するMDIC(医療機器情報コミュニケーター)のポイント取得向けセミナーも「不測」をテーマに、医療実務中のアクシデントやその対応策をレクチャーする。セミナー参加でMDICは10ポイント取得できる。
2日目の13日は学術集会初日で、教育講演として「医療経済評価」や「サージカルスモークのリスク」、「UDI利活用」など5題、シンポジウムとして「医療機器のサイバーセキュリティ対策」や「医療機器開発の過去・現状・未来」、「医療ガス」など5題が行われるほか、大会長講演やランチョンセミナー4題、パネルディスカッション3題、一般演題83題が予定されている。
3日目の14日にはシンポジウムとして「AIとSaMDが創る次世代医療」や「プラネタリーヘルス」、「バリデーション」など7題、パネルディスカッション3題、ランチョンセミナー3題、教育講演、第100回大会記念講演、一般演題69題などが組まれている。
一方、併設のメディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2025の会場内では、公開セミナー(無料)が開催される。13日13時から「医療機器産業の未来と展望」、15時から「医工連携から海外展開へ」をテーマに、14日10時30分から「医療機器産業の未来と展望」、13時から「医療機器の研究開発におけるカダバースタディーに関するガイダンス」をテーマに、それぞれ行われる。
第100回学会大会への参加は登録制で、事前登録(6月4日23時59分まで)が一般1万2,000円、会員1万円、学生2,000円。当日登録が一般1万4,000円、会員1万2,000円、学生2,000円。マネジメントセミナー・MDICポイントセミナーの受講料は3,000円。
「メディカルショージャパン2025」
医療機器企業62社が出展
日本医療機器学会は「第100回日本医療機器学会大会」に併設して、6月12日㈭~14日㈯の3日間を会期に、パシフィコ横浜で「メディカルショージャパン&ビジネスエキスポ2025」(入場無料)を開催する。会場時間は12日が13時~17時30分、13日が10時~17時30分、14日が10時~16時。出展企業(62社)は次の通り。
出展企業一覧
㋐ アスカメディカル▽アトムメディカル▽アムテック▽乾商事▽ウドノ医機▽ASPJapan▽NCC▽エバ▽エムイーテクニカ▽エムエス▽エム・エス・シー
㋕ カイインダストリーズ▽金井重要工業▽キッツマイクロフィルター▽キヤノンメドテックサプライ▽京中貿易▽クリーンケミカル▽クレシオ▽ケイセイ医科工業▽ゲティンゲグループ・ジャパン
㋚ ザイレムジャパン▽サカキメディカルデザイン▽サクラ精機▽サラヤ▽三栄産商▽三幸製作所▽三洲電線▽GS1ヘルスケアジャパン協議会(GS1Japan)▽シーバイエス▽シール栄登▽JISSO▽ジャイロ▽スター精密▽ステリテック▽泉工医科工業▽ソルベンタム
㋟ 第一医科▽大正医科器械▽たくみ▽W&HJapan▽単回医療機器再製造推進協議会(JRSA)▽中興化成工業▽チヨダエレクトリック▽DGSHAPE▽DUPLODEC▽東奥電気
㋤ ニチオン▽日本ガイシ
㋩ ふくしま医療機器産業推進機構▽福島県▽ふじのくに医療城下町推進機構▽ぷらすU
㋮ 三浦工業▽ミズホ▽ムトウテクノス▽村中医療器▽名優▽メッツ▽メディア▽メディカルジャパン▽メディコムジャパン
㋳ ユーマ・ジャパン