業界団体

「医療技術政策研究所」設立ーAMDD

日本の医療発展に向け政策提案へ

米国医療機器・IVD工業会(会長=加藤幸輔氏、東京都中野区、AMDD)は、10月1日付で、組織内に「医療技術政策研究所」(Medical Technology Policy Institute :MTPI)を設立した。所長には田村誠氏(医療システムプランニング代表理事、前中医協専門委員)が就任した。

MTPIの設立にあたり、加藤会長は「AMDD各社の最先端医療技術により、日本をもっと健やかにしたいというのがAMDDの強い願いです。しかし、日本の財政状況は厳しく、そうした先端技術をタイムリーに皆が納得できる形で導入することは容易ではない。そのような環境下で、医療機器や体外診断用医薬品(IVD)が、日本の医療により貢献できるかを中長期的視点で研究し、政策提言することを目的にMTPIを設立した」とコメントしている。

米国医療機器・IVD工業会について
主に米国に本社を置く医療機器、体外診断用医薬品などの先進医療技術を提供している日本法人約60社で組織する業界団体。2009年4月1日に設立された。