業界団体

「賀詞交換会」「付設展示会」開催【医器販協】

会員ら約700名が全国から参集し意見交換

約700名が参加した「賀詞交換会」会場の模様

日本医療機器販売業協会(会長=山下尚登氏、医器販協)は、1月18日㈭の夕刻から、東京・丸の内の東京會舘で、会員をはじめ来賓の行政機関の担当官、関係団体の役員ら、約700名が参加のもと「2024新春賀詞交換会」と医療・福祉機器などの関連企業による「付設展示会」を開催した。今回は能登半島地震支援などを含む幅広い意見交換の場になればとの願いを込め、交歓会の文字を歓びを交わす『交歓』から、意見を取り交わす『交換』に変え開催された。

山下会長

開会にあたり、山下会長が年頭のあいさつに立ち「能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。医器販協はこのような災害に対応するため、46都道府県と全国各地の会員団体が災害協定を結んでいる。今回の震災についても石川県と石川県協会との災害協定により、情報交換のもと一部対応が図られたところです。医器販協では今後も会員一丸となり被災地支援と医療機器の安定供給に努めていきたい」とし、1日も早い復興を祈念した。

このあと、来賓を代表して、厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課流通指導室の信沢正和室長と、経済産業省商務・サービスグループヘルスケア産業課医療・福祉機器産業室の渡辺信彦室長、日本医療機器産業連合会の山本章雄会長が祝辞を述べたあと、賀詞交換会はスタートした。会場は多くの参加者で埋め尽くされ熱気に満ち、それぞれに意見交換を行いながら懇親を深めていた。

「付設展示会」の様子

また、付設展示会は1都4県(福島県、東京都、岐阜県、三重県、広島県)内の医療・福祉機器などの関連企業との交流を目的に、会場内に展示コーナーを設けて行われた。出展企業は自社の製品や技術力を医器販協会員の医療機器販売業者らに積極的にPRし、交流を深めていた。

展示企業・団体、出展内容は次の通り。
【支援機関】
▽ふくしま医療機器開発支援センター▽東京都医工連携HUB機構
【治療機器・診断機器・計測機器】
▽Shisei Medical(東京都)▽X Detect(東京都)▽ⅰ Surgery(東京都)▽ユニタック(広島県)▽橋本電子工業(三重県)▽中部メディカル(三重県)▽ENTORRES(三重県)
【衛生材料・手術用医療器具・医療用シミュレーター】
▽サカキL&Eワイズ(三重県)▽水貝製作所(三重県)▽ビー・アイ・テック(岐阜県)▽タナック(岐阜県)