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本郷台中で医療機器展示会【JMIAユースアップの会】

見て、触って、体験して学ぶ

医療機器展示会の様子

寄稿 JMIAユースアップの会

日本医療機器協会(理事長=中島孝夫氏、JMIA)に加盟する企業の若手経営者や幹部社員らで組織するJMIAユースアップの会(代表幹事=新井健介氏)は、平成26年より小中学生向けに体験学習型の医療機器展示会を開催してきました。

第1回の湯島小学校からはじまり、第2回本郷台中学校、第3回本郷小学校、第4回湯島小学校、第5回本郷台中学校、第6回根津小学校、第7回本郷小学校、第8回湯島小学校と医療機器関連の企業が集積している文京区にある小中学校にて開催しています。

医療機器展示会の様子

この取組みは、この地域に生まれ育ち、学ぶ子供たちに普段目にすることのない医療機器を間近に見て、触って、体験してもらうことで、医療や健康の大切さ、地元の歴史や産業について学習する機会を提供することを目的としています。

さて、本年度は、第9回見て、触って、体験して学ぶ「医療機器」展示会を本郷台中学校にて開催する運びとなりました。本郷台中学校での開催は第5回以来の5年ぶり3回目となります。

例年、出展くださっている企業様に加えて、初出展の株式会社ジェスコ様、昨年の湯島小学校展示会で初めて出展してくださったミズホ株式会社様、フクダ電子株式会社様も継続的に出展してくださり、全12社のご協力をいただきまして盛況に行われました。

医療機器展示会の様子

5時限目で3年生と2年生半数、1年生数名、6時限目で2年生半数と1年生数名がグループに分かれて各社ブースを見学しました。生徒の皆さんは限られた時間の中で、1つでも多くの医療機器に触れようと、休む間もなく次々に各社のブースを回っていました。

展示会のご担当をいただいた先生も、「生徒たちが本当に楽しそうに学んでいるから」と、終了時間ギリギリまで、終了の声掛けを躊躇されていました。

また、第7回本郷小学校、第8回湯島小学校の展示会に参加した生徒も多く在学しており、当時の展示会の内容をしっかりと覚えてくれていました。小学生の時とは違った、より深い学びがあったのではないかと思います。継続的に、開催することの意義を感じました。

医療機器展示会の様子

展示会は、全体を通して学校の皆様、企業の皆様のご協力により非常にスムーズに運営することができました。第1回から第9回まで継続的に行ってきたことにより、本展示会を経験された先生方も増え、学校の皆さまにも恒例行事と認識されつつあるのではないかと期待しています。

来年以降も引き続いて学校での展示会を開催していき、恒例行事として根付かせたいと思います。本行事は企業の皆様の協力なくしては実現できない行事であります。今後とも本会会員企業と日本医療機器協会会員企業の皆様にはご協力いただければ幸いです。

最後になりますが、運営に不手際もあったかと存じますが最後まで快くご対応いただいた企業各社に厚く御礼申し上げます。

出展企業12社と各出展内容

▽オカダ医材=陰圧式固定具マジックベッド
▽河野製作所=縫合糸、世界最小縫合針
▽あしかメディ工業=ガーグルベースシリーズ、嘔吐用凝固シート、どこでもボンベカー・説明用酸素ボンベ、ひえ子シリーズ
▽アトムメディカル=保育器
▽第一医科=LEDステラスコープ、チケア
▽トミーメディコ=小型微量遠心機
▽バイオ・インターナショナル=リフト式体重計
▽ケイセイ医科工業=スキンステープラー
▽ミズホ=杉田グリップ、Avansera
▽メディ・ジャパン=装具、サポーター、弾性着衣
▽フクダ電子=AED(自動体外式除細動器)
▽ジェスコ=オゾン水手洗い装置