業界団体

「令和5年度定時総会」開催【JMIAユースアップの会】

新年度事業計画・予算打ち出す

3年ぶりにホテルでの定時総会を開催

日本医療機器協会(日医機協)に加盟する企業の若手経営者や幹部社員らで組織するJMIAユースアップの会(代表幹事=新井健介氏)は、4月17日㈪午後6時から、東京・湯島の東京ガーデンパレスで「令和5年度定時総会」を開催した。総会では新年度の事業計画とそれにともなう収支予算を打ち出した。また、コロナ禍も落ち着いてきたことから、3年ぶりに総会後の懇親会を開き、会員らは杯を交わしながら歓談した。

総会は司会の岩田雅人監査役が「総会員数36名中、委任状提出も含め出席28名」と総会の成立を宣言し開会した。

これを受け、あいさつした新井代表幹事は昨年度の活動を回顧し「昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、参加が難しい会員の方もいたと思う。そんな中、できるだけ会員の皆さまに多くの学びの機会を提供するため、幹事会で検討を重ね、親会の日医機協と共催した勉強会など、コロナ禍でしたが色々な企画をやらせていただいた。1年間があっという間だった気もしますし、長かったような気もする」と述べた。

このあと、新井代表幹事を議長に、議案の審議を行い、令和4年度事業報告を美濃島正浩副代表幹事、同収支決算報告を松井周平幹事、令和5年度事業計画を串畑恭平幹事、同収支予算を田中政俊副代表幹事が、それぞれ報告、説明を行い、各議案とも承認、可決した。

このうち、令和5年度事業計画では、⑴会員数の拡大活動を行い6名の新規会員の獲得を目指す⑵各種勉強会の開催⑶本郷台中学校での学校展示会を開催し子供達に医療の大切さを伝える活動を行う⑷研修旅行会の開催⑸家族レクレーションの開催⑹定例会の活動報告書を会員に配信⑺若手育成活動の実施⑻親会行事への積極的な参加⑼定例幹事会の開催⑽大阪医療機器協会の目指志会との交流――などの事業の実施を決定した。

次に、役員の改選では、新井代表幹事が留任したほか、同総会をもって任期満了となる幹事の船橋、田中、遠藤の3氏と、監査役の岩田氏、顧問の今村氏が再任した。また、児島氏が幹事に立候補し就任した。

総会終了後は懇親会が催され、日医機協の正副理事長が来賓として参加した。

開会にあたり、新井代表幹事は「今年度は新型コロナウイルス感染症の分類が2類から5類に引き下げられるため、活発な活動を行い、会員を増やし、勉強を重ね、そして日医機協の理事を輩出できればと考えている。個人、会社、日医機協の発展に向け、知恵を絞っていきたい」と2期目となる代表幹事しての抱負を述べた。

このあと、日医機協の中島孝夫理事長が「ユースアップの会は2001年の発足以来、発展を続け、小中学校での医療機器展示会による地域貢献や、勉強会で研さんを積まれ、すばらしい組織になっている。親会としては若い人たちの考え方と、われわれの考え方を融合して、さらに発展していければと思う」と語り、乾杯の発声を行い、懇親会は開宴した。

会場では、会員らが久しぶりにグラスを傾けながら、和やかに親睦を深め合った。ひとときの歓談のあと、根本理史参与の「閉会の辞」で散会となった。

JMIAユースアップの会「新幹事」

代表幹事
新井 健介(新井製作所)
副代表幹事
美濃島正浩(美濃島工業)
田中 政俊(ジェスコ)
幹事
船橋  聡(ユーワークス)
串畑 恭平(河野製作所)
遠藤 一紀(松吉医科器械)
松井 周平(UAホールディングス)
児島  亮(プルデンシャル生命保険)
監査役
岩田 雅人(荒井製作所)
顧問
今村 逸朗(アカイシ)