業界団体

「講習会」「賀詞交歓会」開催【日縫協】

「2023年新春賀詞交歓会」会場の模様

協会発展へ各種事業を活発に

日本医療用縫合糸協会(会長=中島孝夫氏、日縫協)は、1月17日㈫の午後、東京・本郷の医科器械会館で、講師に日本医療機器産業連合会(医機連)のQMS委員会の橋本章委員を招へいし、講演会「放射線滅菌ISO国際規格・JIS規格改定と滅菌バリデーション基準の改定」を開催した。

講演会終了後は、会場を湯島の東京ガーデンパレスに移動し「2023年新春賀詞交歓会」を開催した。人と人とのつながりを大切にしたいとの思いから3年ぶりに開催された賀詞交歓会は、安全を考慮して着座のお弁当形式で行われた。

中島会長

年頭にあたり、あいさつに立った中島会長は、28年前の1月17日に発生した阪神淡路大震災にふれ、大惨事に哀悼の意を表したあと「理事の皆さまには医機連の各種委員会の委員として活動に参画いただき感謝申し上げます。今後も会員のため、そして協会発展のため、継続して活動をお願いいたします」と述べた。

また「新型コロナウイルスの勢いは、まだまだ衰えを見せていないが、3年経った今、ウイズコロナの転換点にきているといわれており、季節性インフルエンザと同じ5類扱いにしようとの動きがある」と語った。

東京商工会議所の賀詞交歓会に参加したことについて「席上、西村経済産業大臣から円安で輸入価格が上昇し、多くの物価が上がっているので、価格転嫁して欲しいとの要望があったことや、中小企業との共存と安定供給が大事である―などの話があった」と伝えた。

このあと、賀詞交歓会は小森一央副会長が〝乾杯〟の発声を行い、開宴した。会場では久しぶりに会員らが新年の賀詞を交わし合った。ひとときの歓談のあと、臼井孝一副会長の〝中締め〟で散会となった。