「令和5年新春賀詞交歓会」開催【日医機協】
「110周年式典」の開催検討へ
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日本医療機器協会(理事長=中島孝夫氏、日医機協)は、1月13日㈮午後5時30分から、東京・内幸町の帝国ホテルで、3年ぶりとなる「令和5年新春賀詞交歓会」を開催した。会員ら約130人が参加し、久しぶりに新年初顔合わせを行った。
賀詞交歓会は2部構成で行われた。第1部は名刺交換会で、メイン会場前のスペースで参加者らは名刺交換や新年のあいさつを交わし合った。第2部の賀詞交歓会は新型コロナウイルス感染対策として、着座形式で各席にお弁当が用意され、参加者らは席の移動も最小限に、着座のまま和やかに歓談した。
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賀詞交歓会は根本裕司副理事長の司会で進行した。まず、あいさつに立った中島理事長は「私は人と人との交流、人間交流が一番大事だと思っていますので、3年ぶりに賀詞交歓会は開催することにしました。当初は立食で行うことも考えましたが、われわれ医療に携わる業界として、感染者を出す訳にはいかないので、感染対策を考慮してこのような着座形式で行うことにしました」と賀詞交歓会の開催趣旨を説明した。
今年の協会活動にふれては「2月にボウリング大会を3年ぶりに開催しますので、奮ってご参加ください。さらに、5月には総会と110周年式典を開催したいと思っています。日医機協は一昨年110周年を迎えましたが、式典はコロナ禍のため延期しました。今年で112周年を迎えましたが、ご参加される皆さまの安全を第一に考え、開催に向けて検討していきたいと思います」と述べた。
このあと、来賓を代表して東京都福祉保健局食品医薬品安全担当の中村重信部長が「皆さまには引き続き良質な医療機器の供給と、革新的な製品の創出に尽力いただき、誰もが質の高い医療を受けられ、安心して暮らせる東京の実現に貢献いただきたい。都としても医療機器の一層の安全確保に務め、より良い医療機器の迅速な提供を支援していきたい」と語った。
このあと、田中一嘉副理事長の〝乾杯〟の発声で賀詞交歓会は開宴した。会場では参加者らが席を立つ時はマスクを着用して、感染対策を心がけながら、親睦を深め合った。
宴席中には公務で遅れてきた文京区の成澤廣修区長が祝辞に立ち「現在、本郷周辺で1番増加している新産業はAIインキュベーションで、東大発のAIベンチャーが本郷周辺のテナントに入っている。また、順天堂大学と文京区では本郷1丁目の旧元町小学校跡地にビルを建てる予定で、ビルの中には医療に特化したAIインキュベーションも入ることになっている。AIインキュベーションの成果が医療機器産業のプラスになり、この地域から新しい産業とのコラボレーションが生まれるよう、区として努力していきたい」と述べた。
ひとときの歓談のあと、今村清副理事長の『閉会の辞』で、賀詞交歓会はお開きとなった。