業界団体

令和4年度活動計画打ち出す【日本看護用品協会】

役員改選で岡田理事長らが再任

「定時総会」での審議の様子

日本看護用品協会(理事長=岡田典久氏、東京都文京区)は、7月28日㈭午後5時30分から、東京・池之端の東天紅で「令和3年度定時総会」を開催した。総会では令和4年度活動推進計画・予算を打ち出したほか、任期満了に伴う役員改選を行い、岡田理事長の再任と、新井健介理事の副理事長への就任を決定した。

総会は司会の大月雅彦理事が「会員総数39社中、出席22社、委任状提出12社」と総会の成立を告げ開会した。

これを受け、あいさつに立った岡田理事長は「コロナ禍でこの2年間は総会を書面決議で実施していた。皆さまにお集まりいただき、総会を開くのは3年ぶりとなる」と参加した会員各位に謝意を述べたあと「まだまだ新型コロナウイルス感染者数は拡大しているが、緊急事態宣言も出ていませんので、皆さまと集まる機会を設けることで、少しでも前に進んで行けたらとの思いで総会並びに懇親会を開催いたします」と総会をリアル参加で開催した思いを明かした。

総会での審議内容に言及しては「当協会のメインの活動(展示会)も、コロナ禍で『看護フェア』などが開催されていませんので、活発な活動ができませんでした。今後はウイズコロナを見据え、当協会も従来と違う活動や新しい方向性を模索していきたい」との考えを示した。

このあと、岡田理事長を議長に議案の審議に入った。議案は報告事項の令和3年度活動・会計・会計監査報告と、審議事項の令和4年度活動推進計画・会計予算、任期満了に伴う役員改選――など。各議案とも担当役員が報告、説明を行い、原案通り、承認、可決した。

このうち、令和4年度活動推進計画では、同協会の重点活動である展示会の開催として▽日本看護協会通常総会併設「看護フェア2023」(令和5年6月)▽第36回日本手術看護学会年次大会(令和4年11月4・5日、名古屋国際会議場)に併設して実施することを決定した。そのほか、活動推進計画では▽会員名簿の発行(ホームページに掲載)▽日本看護協会発行の「協会ニュース」を会員各社に送付▽ホームページの充実、拡充▽「看護・医療用品」資料集2023年版を制作し展示会などで配布▽協会パンフレットの作成▽研修会の開催――などの活動を決議した。

岡田理事長(前列中央)、新井副理事長(前列左から2人目)ら新役員

役員改選では理事会社の村中医療器の担当者変更に伴い佐藤誠氏が退任し、泉勇三郎氏が新理事に就任した。そのほかの理事は再任となり、岡田理事長の続投と、新井理事が副理事長に就任し、新役員体制を発足させた。

日本看護用品協会の新役員
理 事 長
岡田 典久(オカダ医材)
副理事長
新井 健介(新井製作所)
理  事
大月 雅彦(アトムメディカル)
河村 郁夫(泉工医科工業)
小山 拓也(松吉医科器械)
中村 聡史(あしかメディ工業)
泉 勇三郎(村中医療器)=新任
監  事
川井 弘久(秋山製作所)
永塚  徹(英技研)
顧  問
今村  清(eastsidemed)