業界団体

医療分野の情報共有を活発に【日本ウズベキスタン・シルクロード財団】

「2022全体会合」会場の様子

ヘルスケア部会などの活動を報告

日本ウズベキスタン・シルクロード財団(会長=海老沢勝二氏)は、6月24日㈮午後6時から、東京・内幸町の帝国ホテル東京で「2022全体会合」を開き、各専門部会の活動状況や今後の展望が発表された。

全体会合ではバヒリディノフ・マンスール代表理事が、同財団の21年度事業概況と22年度事業計画を報告したあと、組織内の4部会の各部会長が活動報告と今後の活動方針などを説明した。

松本部会長

このうち、ヘルスケア部会の松本謙一部会長は2019年12月にミルジヨエフ大統領が初来日したことを契機に、官民一体で日本とウズベキスタンとの色々なプロジェクトがスタートしたが、新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか進展しない状況が続いていることを憂慮し「アフターコロナ時代には、日本からウズベキスタンを訪れ、また、ウズベキスタンからも技術者が日本を訪れ、人材交流を含め両国間のヘルスケア分野が緊密にシフトしていくことを願っている」と語った。

ヘルスケア部会の国内における活動にふれては「シルクロード・ビジネスセミナーを活発に開催し、ヘルスケアの観点からアフターコロナ時代に向けた課題や展望、各会員企業の取り組みなどについて、会員間で情報の共有を図った。また、ニュースレターの発行を予定している」と報告した。

ヘルスケア分野のネットワーク強化に関しては「大阪大学医学部や神戸大学医学部、国際医療福祉大学などの高等教育機関とのネットワーク強化に取り組んでいる」と述べた。