「第35期総会」を開催【日縫協】
2022年度活動計画・予算を決定
日本医療用縫合糸協会(会長=中島孝夫氏、東京都文京区、日縫協)は、4月27日㈬午後3時30分から、東京・本郷の医科器械会館で、「第35期2021年度総会」を開催した。総会はリアル参加とWeb参加のハイブリッド形式で行われ、22年度活動計画と予算を打ち出した。
総会の冒頭、あいさつした中島会長は「世界がコロナ禍で大変な中、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で戦争が起こり、世界経済に打撃を与え、今や厳しい状況となっている」と世界情勢を憂慮した。
また「急激な為替レートの変動により円安傾向が進み、輸入に依存する割合が高い日本としては厳しい局面を迎えている。医療機器を扱う会員企業の多くの皆さまに影響があるのではと危惧しているが、私たちは命を守る医療機器を安定供給しなければならない。大変ではありますが皆さまと共に協力して乗り切って行きたい」と呼びかけた。
このあと、総会では21年度活動報告/22年度活動計画、21年度決算報告/22年度予算を審議し、原案通り承認、可決した。
このうち、22年度活動計画では、業界上部団体の日本医療機器産業連合会(医機連)の6委員会(法制、UDI、QMS、PMS、企業倫理、材料保険)に委員を派遣し、重要事項について情報の入手と日縫協の意見表明を行う。
また、医療機器業公正取引協議会の委員会に委員を派遣し活動を行う。22年度規約インストラクター養成研修はコロナ禍のため、講義のWeb配信とCBT試験を行う。
会員間のコミュニケーションについては『日縫協ホームページ』を中心に、行政通知、医機連・公取協からの通知、連絡などの情報を会員に速やかに提供する。