50周年に向け一層飛躍へ
日本看護用品協会―「平成28年度定時総会」開く
日本看護用品協会(理事長=岡田典久氏、東京都文京区)は、7月20日(木)午後5時30分から、東京・上野池之端の東天紅で「平成28年度定時総会」を開催した。総会では平成29年度事業計画として、協会の2大事業である展示事業の実施と看護・医療用品資料集の制作を決定した。
総会は司会の櫻田幸造副理事長が「会員総数42社中、出席22社、委任状提出13社」と総会の成立を宣言し、開会した。
ここで、あいさつした岡田理事長は「早いもので私が理事長を仰せつかってから7年が経った。これまで今村前理事長から引き継いだ事業を継承しながらやってきた。現在は理事体制も刷新し、新しい理事の方も増えており、今後は新しい発想で事業を展開していきたい」と述べ、展示会の集客増につながる企画を検討していることなどを明かした。
また、協会が2年後の2019年に50周年を迎えることに言及しては「50周年記念祝賀会を開催する予定で準備をはじめている。思い出に残るような、そして、次の100年周年に向け、協会が発展していけるような祝賀会を企画していきたい。皆さまには50周年に向け、一緒に協会を盛り上げていただきたい」と記念事業への協力を求め、あいさつに代えた。
このあと、岡田理事長を議長に議案の審議に入った。議事は平成28年度活動・会計・監査報告と平成29年度活動推進計画・会計予算で、活動関係を新井健介理事、佐藤誠理事、杉岡利明理事が、会計関係を本多康司理事、赤畑陽平監査が、それぞれ報告、説明を行い、全議事とも原案通り承認、可決した。
このうち、29年度活動計画では、前年度に引き続き「看護・医療用品資料集2018年版」の制作を決めたほか、日本看護協会通常総会併設「看護フェア2018」(平成30年6月)での展示会の開催や、第31回日本手術看護学会年次大会(11月3・4日、大阪・コングレコンベンションセンター)での資料集の配布を決定した。