業界団体

矢澤理事長の再任決定【東科協】

議決権行使書により総会議案を審議

東京科学機器協会(理事長=矢澤英人氏、東科協)は、5月28日㈭午後3時から、東京・日本橋本町のワイム貸会議室で「第75回通常総会」を開催した。今回は新型コロナウイルス感染症の影響で規模を縮小して実施。2020年度事業計画・収支予算を打ち出したほか、任期満了にともなう役員改選では矢澤理事長が再選した。

今総会は新型コロナウイルス感染拡大にともなう緊急事態宣言が発令されていることを受け、例年、行っていた上野精養軒での開催を中止し、会員が事前に提出した議決権行使書により、役員関係者が議案を審議した。

任期満了にともなう役員改選については投票による選出方法を見送り、理事会で推薦する新理事候補者を審議し選出した。

総会では2019年度事業・収支決算報告や、2020年度事業計画・収支予算、定款改定、役員の改選――などを審議し、原案通り承認、可決した。

このうち、20年度事業計画では、新型コロナウイルスの影響で計画が延期や中止となる事業もあるが、大半の事業は例年通り展開していく。

重点事業の最先端科学・分析システム&ソリューション展「JASIS2020」(11月11日㈬~13日㈮、幕張メッセ国際展示場)の開催と、「科学・分析機器総覧2021」の製作および「WEB科学機器総覧」の運営については、主催する日本科学機器協会と日本分析機器工業会に協力して実務の運営に携わっていく。

任期満了にともなう役員改選は理事20名、監事3名の選任が承認され、20・21年度役員体制(下記参照)が決定した。

東京科学機器協会20・21年度役員(敬称略)

理事長
矢澤 英人(ダルトン)
副理事長
長谷川壽一(英弘精機)
入江 一光(入江)
財務理事
柴田 眞利(柴田科学)
下平 克彦(田中科学機器製作)
専務理事
梅垣 喜通(東京科学機器協会)
理事
増田 太郎(トーマス科学器械)
南  明則(コクゴ)
竹田 拓人(竹田理化工業)
高橋 秀雄(池田理化)
富山 裕明(富山科学工業)
平田 紀行(島津サイエンス東日本)
大川 昌男(堀場製作所)
西岡 光利(佐竹化学機械工業)
西原 克年(島津理化)
福島  亮(フクシマガリレイ)
谷尾 俊昭(日本理化学器械)
野村 篤史(新東科学)
三田村義崇(日本計量器工業)
森井 俊秀(新光電子)
監事
木村  勉
栗田 宣義(日本フリーザー)
髙橋 正行(税理士)
相談役
入江 照四(入江)
関谷 幸弘(関谷理化)
杉山雄之介(スギヤマゲン)
荻田 隆久(東京スクリーン)
木崎 民生(池田理化)
佐藤 紀一(佐藤真空)