企業活動

「湘南アイパークラボ」開設【キヤノングループ】

遺伝子受託解析サービスを強化

キヤノンメディカルシステムズ(社長=瀧口登志夫氏、栃木県大田原市)の子会社で、国内でクリニカルシーケンス検査サービス事業を展開するアクメッド(社長=新宮肇氏、東京都中央区)は、受託解析ラボラトリー「湘南アイパークラボラトリー」を、湘南へルスイノベーションパーク施設内に開設した。7月から本格稼働させる。

解析作業風景

湘南アイパークラボラトリーには次世代シーケンサーを含む最新鋭の遺伝子解析機器が導入され、受託した病理検体の品質チェックから、高品質で信頼性の高い解析作業を、日本国内で実施することが可能になった。

アクメッドのクリニカルシーケンス検査サービスは、湘南アイパークラボラトリーで実施した解析結果を基に、アジア人固有の変異情報や、臨床情報などの臨床データベースに基づくレポートが提供される。

解析結果のみならず、レポートの内容に関する委託先からの問い合わせに一貫して対応することで、医療機関で必要とされる先進的かつ高品質なクリニカルシーケンス検査サービスを提供していく。

湘南へルスイノベーションパークについて
サイエンスにおけるイノベーションを強化するため、武田薬品工業が湘南研究所を開放することにより設立。製薬企業が有するノウハウを基盤に、ベンチャー、スタートアップを含む産官学が結集し、ライフサイエンスでの最新技術・知見を活用したアイデアの創出・実現を可能とするイノベーションの加速化をめざしている。