企業活動

ハイスピード・ドリル「Anspach」販売【東機貿】

J&Jと総販売代理店契約を締結

東機貿(社長=董新氏、東京都港区、☎03―3586―1421)は、ジョンソン・エンド・ジョンソンが製造販売するハイスピード・ドリル「Anspach」の総販売代理店契約を結び、国内での販売・修理メンテナンスを開始した。

Anspachには『圧縮窒素駆動のドリルシステム』と『ブラシレスの電気駆動システム』の2種類のドリルが用意され、使用する部位や科により使い分けが可能となる。回転軸のブレが少ないのが特徴で、圧縮窒素駆動はハイパワーで冷却に優れている。

EG1やEMAX2PLUSなどの電動駆動は、近年、主力製品となっている。圧縮窒素駆動と比較してもパワーは引けを取らないほか、駆動時の音や反動も小さいことから、聴神経腫瘍の頭蓋底手術など、繊細な部位の処置を行う医師から厚い信頼を得ている。

東機貿では昨年11月にジョンソン・エンド・ジョンソンが製造販売する脳神経外科向けチタン製頭蓋固定システム「MatrixNeuro」の総販売代理店契約を締結しており、今回、新たにAnspachの取り扱いを開始したことで、同社の脳神経外科製品のラインアップを拡充、強化した。