総合メディカルと事業提携【フクダ電子】
在宅医療分野での事業を拡大へ
フクダ電子(社長=白井大治郎氏、東京都文京区)と総合メディカル(社長=坂本賢治氏、福岡市中央区)は、在宅医療分野での事業提携に関して基本合意した。
今回の基本合意でフクダ電子と総合メディカルは、両社の保有する在宅医療分野の強みを活かした事業連携を推進する。
具体的には睡眠時無呼吸症候群(SAS)関連事業と薬局事業を連携。総合メディカルが運営する調剤薬局で関連機器の交換をはじめとするサービスカウンター機能の提供や、薬剤師による健康相談などを実施する。そのほか、在宅医療と薬局における医療ICT分野での協業にも取り組んでいく。
わが国では団塊世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年を見据えた地域包括ケアシステムの構築や、医療機能の分化・強化、連携の推進など、医療界を取り巻く環境は大きな転換期を迎えている。
このような事業環境の変化や社会的は課題を踏まえ、両社は顧客により質の高いサービスを提供し、在宅医療の推進に貢献することを目的に事業提携することを決定した。