「ホスペックスジャパン」に出展ーサクラ精機
感染制御分野の商品もPR
サクラ精機(社長=東竜一郎氏、東京都中央区)は、11月20日㈪から22日㈬の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される第46回日本医療福祉設備学会併設の医療機器、病院・福祉設備機器展示会「ホスペックスジャパン2017」に出展する。
今回の展示で同社は従来から展開しているリプロセッシング(器材再生プロセス)分野でのトータルソリューションに加え、昨年から取り組んでいる感染制御に関するソリューションの展示のほか、同社ショールーム『サクラとぴあ』の紹介コーナーも設置した。
展示製品に関しては昨年の発売以来、反響の大きい、パルプ製の便・尿器(単回使用)を排泄物ごと処理できるDDCDolphin社製ディルポーザブルパイプ粉砕機マセレーターシリーズから、処理量が異なる『マセレーターUno』と『マセレーターUltima』の2機種を出展する。
また、curas社製非常用ディスポーザブル排泄物処理セット『エマージェンシーキット』は、液体を凝固させる凝固剤と単回使用の男性用尿器とボウル、エチケットバッグが1セットになっているので、災害・非常時のトイレや嘔吐の処理、応急処置など、さまざまな場面で使用可能。医療や介護現場に限らず学校、企業、自治体などでも活用できる。
そのほか、手指衛生の見える化でスタッフの意識向上に貢献するHandinScan社製ハンド・ハイジーン・スキャナー『HandinScan』や、参考出展のnanosonics社製超音波診断プローブ用高レベル消毒器『trophon』など、感染制御分野に関する数多くのソリューションを紹介する。
リプロセッシング分野の展示に関しては、滅菌装置として蒸気設備が不要なFDVシリーズから、大型タイプのサクラ高圧蒸気滅菌装置『FDV―M09』や、最短9分のスピード滅菌を可能にするSciCan社製カセット式卓上型高圧蒸気滅菌装置『ステイティム5000G4』を出展する。洗浄装置としては自動内視鏡処置具洗浄装置『TUS―250』および別売品の『ダヴィンチエンドリスト洗浄ホルダー』を紹介する。
さらに、器材再生プロセスで不可欠な「包装」や「点検」のサポートを行うエントラルメディカル社製『メディカルシーラー』、絶縁テスター『DIATEGprofessional』や光量テスター『ELT1100N3』なども紹介する。
同社ショールーム「サクラとぴあ」も紹介
一方、同社ショールーム『サクラとぴあ』の紹介コーナーでは、20分の1サイズのミニチュアを用いたジオラマや映像でショールームを体感できる。ひとつ先行く理想の病院やクリニックを楽しみながらイメージできる「想像」・「体験」・「創造」を追求した夢空間『サクラとぴあ』の一端を紹介する。