企業活動

日本ストライカーと協業【サクラヘルスケアサポート】

単回使用医療機器の再製造事業で

サクラヘルスケアサポート(社長=野島久美子氏、東京都中央区)は、日本ストライカー(社長=水澤聡氏、東京都文京区)と単回使用医療機器(SUD)の再製造事業における協業を開始した。

日本ストライカーは米国ミシガン州に本社を構えるストライカー社の日本法人。ストライカー社は医療・手術用機器、ニューロテクノロジー、整形外科、脊椎関連分野などの幅広い領域をカバーし、SUD再製造事業をグローバルに手がけている。日本ストライカーは日本で主に循環器内科領域でのSUD対象製品の収集とR―SUD(再製造単回使用医療機器)製品の販売を行っている。

サクラヘルスケアサポートは、手術室で使用される医療器材の洗浄・滅菌処理を行う中央材料部門の業務委託事業を展開している。

今回、両社の協業により、サクラヘルスケアサポートが使用済みSUDを収集し、それを日本ストライカーが再製造してR―SUDとして販売する。

欧米ではR―SUDの取り組みが先立って行われ、2000年代から事業化が始まっている。日本では2017年に厚生労働省が「単回使用医療機器の再製造に関する制度」を施行し、18年には業界団体である単回医療機器再製造推進協議会(JRSA)が発足している。