「メディカル横浜ラボ」新設【三浦工業】
実機展示や各種試験・分析に対応
三浦工業（社長＝宮内大介氏、東京都港区）は、神奈川県横浜市のアクアリアタワー横浜低層棟３階（神奈川区新浦島町１―１―３２）に「メディカル横浜ラボ」を新設した。同ラボは▽ショールーム▽ラボラトリー▽ミーティングルーム――の３エリアで構成される。
ショールームエリアでは同社の洗浄器・滅菌器や、その稼動状況を監視する管理装置などが展示され、要望に応じて、洗浄テストや滅菌テストも行える環境が整備されている。
これまで、同社製品は松山本社（愛媛県松山市）のみで展示していたが、医療機関が多い関東圏にショールームを新設したことで、より多くの顧客に同社製品に触れてもらうことが可能になった。
ラボラトリーエリアは、自社製品の評価や基礎研究のほか、顧客からの相談や依頼試験に対応するため、生物学的、化学的アプローチから様々な課題に取り組んでいく。洗浄・滅菌分野については洗浄力評価試験、清浄性試験、滅菌試験、材料適合性試験などを行うことができる。
ミーティングルームエリアは、ショールームやラボラトリーの来客者との商談や、社内の教育・研修などに活用する。また、大人数に対応したラウンジも利用できる。