企業活動

コニカミノルタと協業【オリンパス】

クリニック向け画像管理領域で

「BLUE  Gate」の利用により内視鏡からのデータをシームレスに扱える

オリンパス(社長=竹内康雄氏、東京都新宿区)とコニカミノルタ(社長=山名昌衛氏、東京都千代田区)は、国内クリニック向けの画像管理ソリューションとクラウドサービスで協業した。オリンパスが販売する内視鏡用クラウドサービス「Vivoly+(ヴィヴォリープラス)」への画像送信端末装置として、コニカミノルタ製の「BLUE Gate(ブルーゲート)」を、オリンパスの販売網を通じて販売を開始した。

近年、医療機関では画像を用いた診療が増加し、さまざまな診療科で用いる画像データを一元管理することが重要になっている。この課題を解決することをめざし、内視鏡の製造販売に強みを持つオリンパスと、画像情報のネットワーク化に長けたコニカミノルタが協業することで合意した。

両社の有する製品・サービスを、BLUE Gateにより連携させることで、シームレスに画像・レポート管理インフラの提供が可能になる。

今後、営業活動をオリンパスの国内販売会社であるオリンパスマーケティングが担い、保守や故障対応などのカスタマーサービスをコニカミノルタの国内販売会社であるコニカミノルタジャパンが担当する。

BLUE Gateは内視鏡画像を医用画像の国際規格であるDICOMのフォーマットに変換し、クラウド型内視鏡画像・レポート管理ソフトウェアVivoly+およびPACSに自動でアップロードする機能を備えた装置。コニカミノルタが自社製品をオリンパスの要望に沿って仕様変更した製品で、両社の協業が活かされた初めての製品となる。