企業活動

フレゼニウスと業務提携【J M S】

慢性腎不全患者向け在宅透析分野で

ジェイ・エム・エス(社長=奥窪宏章氏、広島県広島市、JMS)とフレゼニウスメディカルケアジャパン(社長=ジーン・デソンブル氏、福岡県豊前市)は、慢性腎不全患者向けの在宅透析分野で業務提携した。

慢性腎不全患者が行う透析療法には、主に通院しながら病院で行う血液透析療法と、主に在宅で行う腹膜透析療法があり、JMSは両透析療法の製品群を製造販売する日本で唯一の医療機器メーカーとなる。

一方、フレゼニウス社は世界的な透析市場のリーディングカンパニー。近年、普及している在宅透析についても、腹膜透析関連製品から在宅血液透析装置まで豊富な製品群を有している。

業務提携ではフレゼニウス社の在宅透析関連製品をJMSのラインアップに加え、製品ポートフォリオの強化を図るほか、物流業務の協働などを通じて事業連携を推進する。

また、透析患者の個別ニーズに応える新技術や新製品の開発・導入などの取り組みに関しても協議を行っていく。