ヘルスケアを成長事業へ【N E C】
2030年に事業価値5000億円をめざす
日本電気(NEC)は2025中期経営計画で掲げた「次の柱となる成長事業の創造」の一環として、AIなどのデジタル技術を活用したヘルスケア・ライフサイエンス事業をNECグループが一丸となり創出していく。
今後、NECの顔認証技術や、映像分析技術、最先端AI技術を活かし、医療をデジタルで支える『メディカル・ケア事業』、1人ひとりの日常に寄り添う『ライフスタイル・サポート事業』、個人に合わせた医療を科学で支える『ライフ・サイエンス事業』の3つの領域に注力し、30年に事業価値5000億円をめざす。
NECではこれまで50年以上にわたりレセプトシステムや電子カルテシステムを開発・販売してきた。また、19年からは創薬事業に本格参入している。今回、ヘルスケア関連事業をこれまで以上に加速・拡大し、社会価値創造に向けて事業成長を計画している。
また、医療機関、介護・リハビリ、創薬などの利用シーンに合わせ、30年を見据えた研究開発を事業と共に進めていく。
さらに、幅広い社外パートナーとの共創を通じ、ヘルスケア・ライフサイエンス領域での新たな価値を創造していく。