伊VISIA社を買収【トプコン】
眼科診断機器メーカーとして総合力強化
トプコン(社長=平野聡氏、東京都板橋区)は、イタリアの眼科用医療機器設計開発・製造企業であるVISIAImaging(フィレンツェ)の株式を100%取得して買収した。
VISIA社は1993年に設立。角膜、水晶体などの前眼部検査機器と、そのソフトウェアを開発・製造している。
トプコンではこれまで、VISIA社の視力表「CC-100series」や、角膜形状測定装置「CA-800」、眼軸長・角膜形状測定装置「MYAH」、光学式眼軸長測定装置「ALADDIN」などの製品を、トプコンブランドとして主に欧米市場で販売してきた。
今回の買収により、トプコンの持つ眼底カメラやOCT(3次元眼底像撮影装置)などの眼底イメージング機器の開発・製造・販売力に、VISIA社の前眼部検査機器とそのソフトウェア開発・製造力が加わることで、眼科診断機器メーカーとしての総合力を強化していく。