企業活動

病理標本作製をWeb体験【サクラファインテックジャパン】

Web体感型ラボをオープン

病理標本作製のウェットラボ「さくらぼ」をWeb 上で訪問・体験できる「バーチャルさくらぼ」を開設した

病理検査機器・器材のトータルサプライヤーであるサクラファインテックジャパン(社長=石塚悟氏、東京都中央区)は、12月11日に、Web体感型ラボ「バーチャルさくらぼ」をオープンした。

同社は病理標本作製の実際が体験できるウェットラボ「ラボ・スクエアさくらぼ」を、2014年に本社内に開設した。これまでに病理検査に携わる多くの医療従事者が訪れ、病理標本作製技術の実習や知識習得のためのプログラムを受けている。

今回のWebサイト上で訪問できるバーチャルコンテンツの公開は、コロナ禍で外出や出張を自粛している病理関係者に「さくらぼ」の魅力を体感してもらうため企画された。

「バーチャルさくらぼ」は第59回日本臨床細胞学会秋期大会Web開催(12月11日~27日)の同社Web特設展示ページで先行公開(学会参加登録者のみ閲覧可能)され、来年1月以降は同社Webサイトで公開(会員専用)される。

公開した「バーチャルさくらぼ」は、入室すると、まるで本当にその場所にいるかのように「さくらぼ」の中を見て回ることができる。

各製品に付けられたマークをクリックすると、特徴や使い方を説明する動画や画像を見ることができ、一部の製品には自由に回転させながら見ることができる「3D製品ビュー」も設置されている。