企業活動

働き方改革で2つの制度導入【サクラファインテックジャパン】

〝働きやすさ〟と〝働きがい〟を推進

病理検査機器・器材のトータルサプライヤーであるサクラファインテックジャパン(社長兼CEO=石塚悟氏、東京都中央区)は、働き方改革の一環として〝働きやすさ〟と〝働きがい〟を推進する。社員が月ごとに勤務時間帯を選択できる「時差勤務」制度と、時間単位で年次有給休暇を取得できる「時差単位年次有給休暇」制度を導入した。

「時差勤務」は社員が月ごとに勤務時間帯を7類型から選択できる制度。現行の勤務時間帯(8時45分~17時30分)を含め、勤務時間帯を前後にスライドでき、社員が各自異なる業務形態や通勤事情にあわせた働き方が選択できる。

「時差単位年次有給休暇」は1時間単位で年間5日(計40時間)の範囲内で休暇を取得できる制度。同制度を活用することで、例えば、1時間の休暇を取得してオフィス近隣の医療機関に通院することや、昼休みを挟んで前後1時間ずつ休暇を取得して友人とのランチを楽しむこと、などが可能となり、社員はさまざまな機会にあわせて柔軟に休暇を取得できる。

同社では今回、導入した2つの制度のみならず、これまでにもコミュニケーションツール『あうんテラス』の開設や、いろいろなイベントを開催するなど、社員の働きやすい環境づくりに取り組んでいる。

〝働きがい〟については、きめ細かで客観的な人事評価制度『サクラジョブキャリシステム』や『グループ企業間の人材交流』を取り入れ、社員1人ひとりが一層活躍できる仕組みづくりを行っている。

さらに、新たな試みとして社員同士が感謝の気持ちを言葉で贈る『サンクスカード』の導入を計画するなど、来年度には経済産業省の健康経営優良法人の認定をめざしている。