行政

放射線防護用器具に補助金【厚労省】

補助金の対象となる器具「放射線防護用術者向け眼鏡」のイメージ

対象器具の購入経費2分の1を交付

厚生労働省は眼の水晶体が受ける被ばく線量が高い労働者を有する病院・診療所に対して、被ばく線量を低減するための器具の購入経費を補助する「被ばく線量低減設備改修等補助金」事業を開始した。補助金の申請受け付け期間は10月31日㈯まで。対象器具の購入経費の2分の1が交付される。

被ばく線量低減設備改修等補助金」事業の要旨

補助金の対象となる器具「放射線防護用カーテン」のイメージ

▽補助金の対象者=労災保険料を納付している全ての病院または診療所の事業者(医科・歯科を問わない)
▽補助金の対象となる放射線防護用器具=①放射線防護用固定式バリア②放射線防護用移動式バリア③放射線防護用カーテン④放射線防護用術者向け眼鏡
▽補助金の交付額=対象器具の購入経費の2分の1(上限=1者あたり100万円)、申請額の総額が補助金の予算を超えた場合は平成29~31年度に眼の水晶体に受ける等価線量が1年間につき20mSvを超えた労働者を有したことのある申請者が優先される。
▽申請受付WEBサイト=https : //tgn-hojokin.nustec.org/

▽問い合わせ先(補助事業者)=公益財団法人原子力安全技術センター原子力安全部補助金事務センター(☎03―3814―7405、Eメール=hojokin-info@nustec.or.jp)