「第19回勇気ある経営大賞」
第一医科が『奨励賞』を受賞
東京商工会議所は、「第19回勇気ある経営大賞」の受賞企業を決定した。大賞には医学出版社から障害をかかえる児童の訪問看護・リハビリ業へ進出した三輪書店(社長=青木智氏、東京都文京区)が輝いた。
同賞は過去にこだわることなく、常識の打破に挑戦し、高い障壁に挑み、高い理想の追求を行う〝勇気ある挑戦をしている中小企業またはグループ〟を顕彰している。
今回は応募総数107件/108社の中から、5社が本賞(大賞1社、優秀賞4社)を受賞した。また、本賞・優秀賞を受賞することが期待される企業13社に奨励賞が贈呈される。
このうち、医療機器業界からは耳鼻咽喉科領域の医療機器メーカーである第一医科(社長=林正晃氏、東京都文京区)が、度重なる困難を教訓に国際規格を取得し自社を変革したことや、これまでにない新たな医療機器の開発に挑戦していることが評価され、奨励賞を受賞した。