年頭所感

2026年「新年のご挨拶」【日本医療用縫合糸協会・会長・保科保志】

保科会長

新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年、我が国で開催された大きなイベントとして記憶に新しいのは、「2025年日本国際博覧会」、略称「大阪・関西万博」ではないでしょうか。大阪市の人工島・夢洲で2025年4月13日から10月13日までの184日間開催され、世界158の国と地域、7つの国際機関が参加しました。開催期間中の一般来場者人数は約2,557万8,900人となり、2005年開催の「愛・地球博」の来場者数の約2,205万人を上回ったそうです。

この「大阪・関西万博」は、公式Webページの開催概要にもあるように「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、史上初の「いのち」をその中心においています。多様化する価値観や技術革新の中で、参加された一人ひとりが、この万博をとおして「幸福な生き方とは何か」を感じたり考えたりするきっかけになったのではないかと思います。

「いのち」をテーマとする万博が開催された一方で、世界の各地では様々な理由により軍事衝突が起きていることで、多くの大切な命や生活する場所が奪われています。

国内に目を向けてみると昨年にも増して急激に進む円安、それに伴ってエネルギーや原材料価格の高騰による物価高、慢性的な人材不足といった問題が生じ、中小企業の経営に大きな影を落としています。

当協会は優秀な医療用縫合糸(縫合針も含む)等の生産、輸入、販売を通じて医療の進歩と国民の健康、福祉に貢献し、あわせて国際的視野にたった業界の地位確立と発展を図る目的で設立され、その活動は2026年10月に39年を迎えます。

今年度も、安定的に医療機器を市場に供給するために、医薬品医療機器等法に関連する通知など、有益な情報を会員企業に周知する活動を継続するとともに、QMSに関する意識向上を目的とした勉強会やワークショップ等、QMSやマネジメントに従事される担当者の皆様方のお役に立てる取り組みを計画してまいりたいと思っております。

最後に、本年も引き続き当協会への変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げますとともに、会員企業の皆様のご健勝とご発展を祈念致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。