医理化硝子業界

猪突猛進で飛躍の年に! ー 医理化硝子3組合

「第28回医理化合同賀詞交歓会」開催

「医理化合同賀詞交歓会」の参加者

東京硝子製品協同組合(医理化部会長=珠玖輝男氏)と東京理化学硝子器械工業協同組合(理事長=橋本秀秋氏)は共催して、1月8日㈫午後5時30分から、東京・西新宿の東天紅オペラシティで「第28回医理化合同賀詞交歓会」を開催した。賀詞交歓会には会友の東部硝子工業会のメンバーも参加して、にぎやかに新年の初顔合わせを行った。

賀詞交歓会は東京硝子製品協同組合医理化部会の富山裕明副部会長の司会で進行した。

最初に『開会の辞』を行った東京硝子製品協同組合医理化部会の小林澄子副部会長は「世の中、昨年は景気が良くなるというお話でしたが、当業界は景気が良い企業より、そうでない企業の方がたくさんいると聞いています」と業界環境を憂慮したあと、「今年は働き方改革など、いろいろと大変な年になるかと思いますが、今年の干支にちなみ猪突猛進で一生懸命に進んでいきましょう」と語った。

これを受け、新春のあいさつに立った珠玖部会長は「昨年の世相を表す漢字は『災』で、災害が多い年でした。今年は災害のない年になることを願っています。また、昨年は景気の方もゆるやかに回復すると言われていたが、当業界はなかなか回復せず、特に大学など学校関係が弱く、基礎研究費の予算が増えていない。その一方で、民間企業の方の研究費の予算は良くなってきてはいる」と昨年を回顧した。

4月から開始される働き方改革に言及しては「当組合では東京都の助成金を使わせていただき、働き方改革に関する勉強会を何回も開催してきた。今後も継続して勉強会を、企業の方の経費を使わない形で開催する予定ですので、他の組合の方々にもどんどん参加していただき、勉強していただければと思う」と呼びかけた。

5月から新元号になることにふれては「平成の時代はIT技術が急速に発展した時代でした。話すだけの携帯電話から、パソコンの代わりになるスマートフォンに進化した。これにともない企業の商品の買い方も全て変わってきて、われわれの仕事も昔と同じようなことをやっていたら追いついていけない時代になった」とし、時代に対応した商売の大切さを強調した。

このあと、橋本理事長が「今年は新しい元号となりますが、若い人が飛躍できるような年になればと思う。昭和と平成のいいところが集まった素晴らしい時代がくることと、皆さまのご健康とビジネスの成功を祈念します」と述べ、グラスを高々と掲げ『乾杯』を行い、賀詞交歓会は開宴となった。

会場では、参加者らが和やかな雰囲気のなか、新年のあいさつを交わしながら、情報交換と親ぼくを深め合った。ひとときの歓談のあと、東部硝子工業会の斉木麻州男監事の『中締め』、富山副部会長の『閉会の辞』で散会となった。