理化学硝子加工技術の向上へ【NRGK】
大阪で「第74回全国大会」開催

日本理化学硝子機器工業会(会長=中村剛氏、NRGK)は、9月6日㈰・7日㈪の日程で、大阪・天王寺区のホテルアウィーナ大阪で「第74回全国大会」を開催した。大会には全国各地から会員をはじめ来賓など約60名が参加し、理化学硝子加工における技術情報の共有や、今後の技術発展に向けた意見交換を重ね、参加者相互の親睦を深め合った。
NRGKは仙台、東京、名古屋、京都、大阪、中国・九州の全国6支部で構成。総会を兼ね、毎年開催される全国大会は、各支部が持ち回りで企画・運営を担う輪番制をとっており、今回は大阪支部が当番支部として大会を主管した。

第74回全国大会の開会にあたり、大会委員長で病気療養中の中村会長の会長代理も務める南聡朗大阪支部長があいさつに立ち、九州熊本地震や北陸地方、千葉県などの水害被災者へ見舞いの言葉を述べるとともに、欠席となった中村会長の早期快復を祈念。その上で、「これより開催する総会ではスムーズな進行を皆さまのご協力のもと進めていきたい」と語った。
総会後に予定する講演会と懇親会にふれては「講師に希代瑞穂先生をお迎えし、食生活に発酵食品を加えることによる『健康でより幸せに導く』をテーマにご講演いただく。皆さまの日常の食生活にご活用いただきたい。懇親会ではゆっくり話す機会の少ない他支部の皆さまとの交流を深めていただきたい」と趣旨を説明した。
次いで、来賓を代表して大阪科学機器協会の加藤学司副理事長、賛助会員を代表してAGCテクノグラスの前納哲也サイテック営業グループリーダーが祝辞を述べた。
令和8年度事業計画・予算打ち出す

このあと「第74回通常総会」が行われ、宮原弘治常任理事が「会員総数57名中、出席32名、委任状提出15名の計47名」と総会の成立を報告。南支部長を議長に選出し議案の審議に入った。
議事は令和7年度事業・決算・監査報告、令和8年度事業計画・予算、役員に関する件などが上程された。事業報告と事業計画を竹内信夫専務理事、決算報告を宮原常任理事、監査報告を中田俊郎、舞原利夫の両監事、予算を遠藤隆之理事がそれぞれ説明。審議の結果、全議事ともに原案通り承認、可決した。
また、役員に関する件では、新理事に就任した碇谷博康氏が紹介された。
総会終了後には、大会旗の申し送りが行われた。次期全国大会を担当する名古屋支部の石山幹雄支部長が欠席のため、代理を務める東京支部の池田高樹支部長へ、大阪支部の南支部長から大会旗が手渡された。
腸を整え免疫と自然治癒力を活性化

引き続き、講演会が催された。講師の希代氏は現代食に潜む不自然な要素(添加物、防腐剤、化学肥料、農薬)を引き算し、腸を整えることで免疫と自然治癒力が高まることを解説。発酵調味料の選び方や作り方を具体的に提示した上で、これらを継続的に摂取し、体の変化を感じることの重要性を強調した。
夕刻からの懇親会では南支部長が「業務の枠を越えて交流を深めてほしい」と呼びかけ、関谷理化の関谷幸樹会長の〝乾杯〟の発声で開宴。参加者らは和やかな雰囲気の中で、全国各地の理化学硝子の景況や、硝子加工技術の情報交換を活発に交わした。
翌日は大阪・難波の蓬莱本館で、豚まんとシュウマイの手作り体験を実施。参加者らは終始笑顔で親睦を深め、昼食後に全日程を終えて解散となった。