医理化硝子業界

「第64回通常総会」開催【TRGK】

令和7年度事業計画・予算を打ち出す

「第64回通常総会」での審議の様子

理化学硝子製品の製造業者で組織する東京理化学硝子器械工業協同組合(理事長=池田高樹氏、TRGK)は5月30日㈮午後5時30分から、東京・墨田区のすみだ産業会館で「第64回通常総会」を開催した。総会では令和7年度事業計画・収支予算を決議した。

池田理事長

総会は司会の寺田卓理事の司会で進行。碇谷博康理事の開会の辞を受け、あいさつした池田理事長は「組合は今期2社が脱退し35社となったが、この1年は担当委員のご尽力と各組合員のご協力により、組合事業を推進できた」と述べ、組合運営に対する組合員の支援に感謝の意を表明した。

また「日本理化学硝子機器工業会の全国大会は、東京支部(TRGK)の担当で9月6・7日の両日、神奈川県の熱海温泉で開催される。皆さまのご出席をお待ちしております」と呼びかけた。

このあと、舞原利夫理事が「組合員総数35名中、出席18名、委任状提出10名」と総会成立を報告。組合員の鬼塚睦子氏(鬼塚硝子社長)を議長に議案の審議に入った。

令和6年度事業報告を遠藤隆之専務理事、同財産目録・貸借対照表・損益計算書・損失処理案を古川雄次理事、監査報告を志賀秀吉監事、令和7年度事業計画・収支予算を遠藤専務理事が、それぞれ報告、説明を行い、原案通り承認した。

このうち、令和7年度事業計画では、▽加工技術の研究開発、情報収集▽工場見学会、ガラス加工技術研修会の開催▽組合員に対する貸付、リース業務▽組合財務管理▽共同購買事業の充実▽すみだガラス市への参加出店▽広報誌の発行▽第73回全国大会(9月6・7日、熱海温泉)、第74回全国大会(大阪)への参加▽シン大硝会の開催▽青硝会の開催――などの事業の実施を決定した。

議事審議後、竹内信夫副理事長の閉会の辞で総会は終了した。