医理化硝子業界

「第73回全国大会」は熱海で【日本理化学硝子機器工業会】

「令和6年度冬季理事会」開催

「令和6年度冬季全国理事会」での審議の様子

全国の理化学硝子専門メーカーで組織する日本理化学硝子機器工業会(会長=中村剛氏、東京都墨田区、NRGK)は、3月1日㈯午後1時30分から、東京・墨田区のすみだ産業会館で「令和6年度冬季全国理事会」を開催した。理事会で9月6日㈯・7日㈰の両日、神奈川県の熱海温泉で開催予定の「第73回全国大会」の開催要項を決定した。

中村会長

理事会は竹内信夫専務理事の司会で進行。冒頭、あいさつした中村会長は参集の理事らに感謝の意を表明したあと「昨年度は第72回全国大会が京都で開催された。京都大会は華やかで楽しい思いをさせていただき、担当の京都支部の皆さまに感謝申し上げる。今年度の全国大会は東京支部の担当で熱海での開催が予定されている。現在、準備が進められており、先ほど次期全国大会の三つ折りのパンフレットのサンプルを見せていただいたが、非常に良い出来栄えで、現時点でパンフレットができていることは頼もしい限りです」と述べ、次期全国大会に期待を寄せた。

このあと、中村会長を議長に、議事録署名人に南聡朗大阪支部長、舞原利夫理事を選出し議事の審議に入った。

議事は⑴第72回全国大会の終了報告⑵第73回全国大会の開催要項⑶第74回全国大会の開催要項⑷令和6年度事業報告・決算報告作成の件⑸令和7年度事業計画・予算案作成の件⑹次期全国理事会開催の件⑺役員名簿の確認⑻その他――の8件。いずれの議事も担当役員が報告、説明を行い、審議の結果、全議事とも承認、可決した。

このうち、第73回全国大会の開催要項では担当の東京支部の橋本秀秋常任理事が「第73回全国大会は2025年9月6日㈯・7日㈰の日程で、神奈川県の熱海温泉『熱海聚楽ホテル 月の栖』で開催する」と発表し、開催要項(下記参照)を説明した。

第73回全国大会で硝子加工の技術講習会

第73回全国大会はなるべくコンパクトに行うことをコンセプトに、今後も全国大会が継続できるような思いのもと企画された。恒例の工場視察や観光などは行わず、初日は総会のみで、翌日は硝子加工に関する技術講習会を開催する予定となっている。

講習会では講師に招へいした大阪公立大学生産技術センターの渡辺一功技師長が『研削研磨理論と安全およびその応用技術』をテーマに講演する。また後半には東京支部の二世会・青硝会メンバーが日ごろ活動している技術講習会の様子を動画を使い紹介する。

次々期の第74回全国大会については、担当の大阪支部の南支部長が「2026年の9月か10月に関西で開催する」との予定を発表した。

次期全国理事会については、第73回全国大会の初日(9月6日)に熱海聚楽ホテルで、午後1時から開催することを決めた。

「第73回全国大会」開催要項

■会期=2025年(令和7年)9月6日㈯・7日㈰
■会場=「熱海聚楽ホテル 月の栖」(静岡県熱海市田原本町2―19)
■会費=大会参加1名4万5,000円(4名1室)、・日帰りで宴会参加1名4万円
■第1日目(9月6日㈯)
▽12:30~13:00 夏季全国理事会受付
▽13:00~15:00 夏季全国理事会・臨時理事会
▽15:00~15:30 総会受付
▽15:30~16:30 総会・大会旗申し送り
▽16:45~17:00 記念撮影
▽休憩
▽18:00~20:00 懇親会・展示会(未定)
■第2日目(9月7日㈰)
▽7:30~ 朝食
▽10:00~12:00 講習会(講師:大阪公立大学生産技術センターの渡辺一功技師長、テーマ:研削研磨理論と安全およびその応用技術)、東京支部の二世会・青硝会が技術講習活動を動画で紹介