真っ直ぐに目標に向かう年に!【TRGK】
「令和7年新年会」を開催

東京理化学硝子器械工業協同組合(理事長=池田高樹氏、東京都墨田区、TRGK)は、1月24日㈮午後5時30分から、東京・文京区の後楽園飯店で、組合員や来賓ら46名が出席のもと「令和7年新年会」を開催した。
新年会は福利厚生委員長の寺田卓理事の司会で進行。まず、あいさつに立った池田理事長は、昨年を振り返り「ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナの戦争が続き、日本では円高の中、インバウンド特需とそれにともなうオーバーツーリズムが社会問題となっていた。そして今年の最大の杞憂はトランプ大統領の就任だと思う。彼の発言で世界が動き、私たちにも影響が出てくるのではないかと考えている」と国内外の情勢を憂慮した。
組合の昨年の活動を回顧しては「組合員で廃業社が数社出たこともあり、今後を憂いながらもコンパクトで上質な組合活動を心掛けてきた。その中で長年の懸案であった賛助会員を募ることを決め、呼びかけたところ、4社に賛同いただいた。本当に心強い限りです」と述べ、賛助会員の▽三商▽ハリオサイエンス▽AGCテクノグラス▽関谷理化――の4社を紹介し、感謝の意を表明した。
また、今後の組合活動については「組合事務局と組合員とその関係者、理事、賛助会員の皆さまが有益だと思う活動をしていく。今年は巳年ですが、あえてヘビのようなS字曲線ではなく、真っ直ぐに目標に向かう年になることを祈念する」と語った。
次いで、来賓の三商の小寺雅士社長とAGCテクノグラスの井尻淳史サイテック営業グループ主任が祝辞を述べた。
ここで、日本理化学硝子機器工業会の中村剛会長から、理化学硝子機器製作の2級技能検定に合格した松本理科器製作所の松本純社長に合格証書が授与された。
このあと、ハリオサイエンスの河村昌弘常務が『乾杯』の発声を行い、新年会は開宴した。歓談中には組合の7名の委員長が登壇し、各委員会の活動状況や今後の予定を説明した。また、豪華景品が当たる抽選会も催され、参加者らは新年の運試しを楽しんだ。ひとときの懇談のあと、関谷理化の鈴木浩昭マテリアル担当部長の『中締め』で散会となった。