役員改選で池田理事長が再選【東京理化学硝子器械工業協同組合】
「第63回通常総会」で事業計画等決議
東京理化学硝子器械工業協同組合(理事長=池田高樹氏、TRGK)は、5月31日㈮午後6時から、東京・墨田区のすみだ産業会館で「第63回通常総会」を開催した。総会では令和6年度事業計画とそれにともなう収支予算を決定したほか、任期満了にともなう役員改選を行い、池田理事長が再選した。
総会は司会の寺田卓理事の『開会の辞』を受け、あいさつに立った池田理事長は「2年間のコロナ禍の時はいつ元の生活に戻れるか分からない時期もあったが、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、現在ではインバウンドの観光客が街にあふれ、元の生活に戻る変革期にある。そんな中、当組合では事業社数が37社となった。これからはスリムでコンパクトながらも、いかに充実した組合活動を展開していくか、が喫緊の課題と考えている。今総会では皆さまに活発に討議していただき、組合を盛り立てていただければと思う」と語り、厳しい業界環境に対応するため、組合員の一層の団結を呼びかけた。
ここで、八木原敏夫理事が「組合員総数37名中、出席18名、委任状による出席11名の合計出席者29名」と総会成立を報告。司会が議長に佐野正晃理事を指名し、議案の審議に入った。
議案審議では令和5年度事業報告を竹内信夫専務理事、同決算報告を古川雄次理事、監査報告を市川悟監事、令和6年度事業計画を各委員会委員長、同収支予算を志賀秀吉副理事長が、それぞれ報告、説明を行い、原案通り承認、可決した。
承認された議案のうち、令和6年度事業計画では、▽加工技術の研究開発、情報収集▽工場見学会、ガラス加工技術研修会の開催▽組合員に対する貸付、リース業務の実施▽共同購買事業の充実▽需要の開拓、新商品の開発▽総会、新年会の開催▽ゴルフ親睦会の開催▽すみだガラス市への参加出店▽広報誌の発行▽第72回全国大会(10月12~13日、京都)、第73回全国大会(2025年9月6~7日、熱海)への参加▽シン大硝会の開催▽青硝会の開催――などの事業を決定した。
一方、任期満了による役員改選は、選挙により新役員候補12名を選出し、新役員らの互選により、池田理事長が再任し、竹内専務理事が副理事長に、遠藤隆之理事が専務理事に昇格した。
東京理化学硝子器械工業協同組合
令和6・7年度役員
■理事長
池田 高樹(池田硝子)
■副理事長
竹内 信夫(竹内製作所)
■専務理事
遠藤 隆之(フラット)
■理事
碇谷 博康(碇谷製作所)
桐山 時男(桐山製作所)
寺田 卓(寺田製作所)
橋本 秀秋(東京製作所)
古川 雄次(古川理工)
舞原 利夫(マイハラ製作所)
八木原敏夫(八木原製作所)
■監事
市川 悟(市川真空)
志賀 秀吉(タツミ理化)