企業活動

アルムとシステム連携【ニプログループ】

循環器領域での協業を開始

ニプロ(社長=佐野嘉彦氏、大阪市北区)と営業部門を統合したグッドマン(社長=大山靖氏、愛知県名古屋市)は提供する循環器部門向けソリューション「GOODNET」と、アルム(社長=坂野哲平氏、東京都渋谷区)の汎用画像診断装置用プログラム「Join」とシステム連携し、循環器領域での協業を開始した。

GOODNETは循環器部門の各種検査画像の保存・配信をはじめ、システム連携やデータ管理、レポート作成、画像解析のサポートなど豊富な機能を有し、2000年に発売して以来、国内350施設以上で利用されている。

一方、Joinは医療関係者がクローズドな環境で医用画像を共有しながらチャット形式でコミュニケーションできるアプリケーションとして、日本で初めて保険収載されたプログラム医療機器。国内250以上の医療機関で、夜間休日などに院外にいる医師へのコンサルテーションツールとしての活用や、救急患者の転院の際の病院間連携・情報共有などに利用されている。

今回のシステム連携により、GOODNETで保存されるカテーテル検査映像が、JoinのDICOMビューワーで閲覧可能となり、循環器部門の医師がスマートフォンやタブレット端末などを活用し遠隔からもカテーテル検査を動画形式で確認できる。

両社は今後、心エコー検査での画像情報の連携を進めていく予定で、循環器部門における医療情報の共有や、医療効率の向上をめざす。