野村氏が代表常任幹事に就任【東科協SJC】
「第52回定時総会」で決定
東京科学機器協会(東科協)加盟企業の若手経営者らで組織するSJC(代表常任幹事=荻田容宏氏、サイエンス・ジュニアーズ・クラブ)は、4月5日㈮午後5時から、東京・浜松町の東京會舘で「第52回定時総会」を開催した。総会では任期満了にともなう役員の改選を行い、荻田代表常任幹事が退任し、野村篤史常任幹事が新代表常任幹事に昇格した。
開会にあたり、あいさつした荻田代表常任幹事は「私は代表を拝命して8年間やってまいりました。SJCの50周年行事を無事に終えたことや、昨年は全国各地の二世会の周年行事にも参加させていただき、いろいろな意味で自分の中で区切りを感じている。本総会をもって退任させていただきたいと思う」と代表常任幹事を退任することを表明した。
代表常任幹事を務めた期間を回顧しては「常任幹事としては14年間で、そのうち8年間を代表として、非常に素晴らしい時間をいただき、感謝の思いでいっぱいです。あっという間に時が過ぎたという感じではなく、私にとっては一歩一歩を踏みしめながら時間のかかった14年間でした。その思いが50周年行事に集約され、皆さまのおかげで素晴らしい周年行事ができた」と語った。
今後の常任幹事会に期待しては「そろそろ新しい風が入ってきてもいい時期だと思っていた。これまで一緒にやってきた常任幹事は素晴らしいメンバーなので、代表が入れ代っても影響がなく、新しい方が入ってきて、また脱皮したSJCが生まれると確信している」と新生常任幹事会にエールを贈った。
このあと、議案の審議では、2018年度事業・収支決算・収支会計監査報告、19年度事業計画を原案通り承認、可決した。
このうち、19年度事業計画では①全国科学機器団体二世会との交流会の開催②勉強会の開催(3回)③参与・正会員交流会の開催④特別勉強会の開催⑤一泊企業見学会の開催--などの事業の実施を決定した。
一方、任期満了にともなう役員の改選では選挙で新常任幹事6人を選出。新常任幹事らの互選により、代表常任幹事に野村篤史氏を選出し、新常任幹事体制(下記参照)を発足させた。これを受け、野村代表常任幹事は「新しい代表を務めさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします」とあいさつした。
また、総会ではSJC規約により、定年(50歳)を迎え、参与となる村橋慎介氏(離合社)や、新入会員の亀井潮氏(協和界面科学)と大桐伸介氏(大同工業所)の両氏が紹介された。