「内視鏡用ストレッチャー」発売【オカムラ】
前処理・検査・回復までサポート
オカムラ(社長=中村雅行氏、神奈川県横浜市)は,内視鏡検査時に患者を乗せ換えずに前処理・検査・回復まで安全にサポートするコンフォタブルストレッチャー「ポルタス」を発売した。
ポルタスは消化器内科や外科部門での内視鏡検査において、前処理から検査、回復までを1台でカバーするストレッチャー。患者の移乗にともなうリスクが軽減し、病室やクリニックにおけるスタッフの負担を軽減し、安心・安全で効率的な内視鏡検査を実現する。
リクライニング機能や高さ昇降機能、大型キャスターを装備し、前処理である服薬や麻酔時の「座る」、内視鏡検査時の「左側臥位」、麻酔回復時の「横になる、リラックス姿勢」、また処理室から検査室への移動まで、さまざまな姿勢を安全にサポートする。
ポルタスの幅の広いマットはあらゆる姿勢に対応。簡単なレバー操作で、座る姿勢から寝る姿勢まで自在に変えられる。背上げ時は座面が自動的に傾斜するのでズレや圧迫を防ぎ、深く座ることができる。
リモコンによる電動昇降機能で、患者は乗り降りがしやすく、検査時には処置のしやすい高さへ設定できる。バッテリーを本体に搭載し、移動に便利。充電中でも昇降操作は可能だ。
直径150㍉㍍の大型双輪キャスターを採用し、スムーズな搬送が可能。1か所のペダルを踏むだけで4輪が同時にロックできる。落下防止の大型サイドレールは樹脂製で清掃しやすく、上げると自動でロックされる安全設計となっている。