シンガポールに新会社【トプコン】
アジアでアイケア事業を強化
トプコン(社長=平野聡氏、東京都板橋区)の完全子会社である米トプコンヘルスケアソリューションズは、アジア・太平洋地域のアイケア事業拡大を目的に、シンガポールにトプコンヘルスケアソリューションズアジアパシフィック(社長=長竹宏氏)を設立した。
今回、設立した新会社をベースにトプコンは、これまで欧米市場で培ったIoT医療ネットワークソリューションを活かし、眼科や病院内のネットワーク構築や、クラウドを介した地域医療ネットワークとの連携に取り組んでいく。
また、アジア・太平洋地域での医療従事者の意思決定支援や、遠隔医療をサポートする先進のソリューションを提供する。同地域における医療の品質向上と効率化に貢献していく。
近年、アジア・太平洋地域では経済成長にともなう医療水準の向上により、平均寿命が延伸。その反面、ライフスタイルが変化したことで、生活習慣病が増加している。
このような背景のもとアジア・太平洋地域ではヘルスケアへの関心が高まり、アイケア(眼科の検査・診断・治療)市場も今後、さらなる成長が見込まれている。