年頭所感

年頭のご挨拶【日本医療用縫合糸協会 会長・小森一央】

小森会長

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

本年も皆様方のご指導、ご協力を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

当協会に関連する縫合糸及び縫合針は医療において広く使用されていますが、医療機器全体から見れば特殊な分野であり、当協会は会員企業も20社ほどの小規模な団体です。

この中で共通の問題を話し合い、協力して業界の問題解決やレベルアップを図るべく活動しております。

この一環として腸線縫合糸のJIS廃止、縫合針のJIS改訂、講習会の実施等の活動を行っております。

今年の最も大きな変化の一つとして、ISO13485:2003からISO13485:2016への改訂に伴う、QMS省令の改訂がございます。

従って今年はQMS省令の改訂に伴う情報を会員企業に周知させることが重要であり、講習会も企画しております。これについては小規模な講習会ではありますが、会員企業外にも一部開放しております。

まだ、情報を会員に配信することの方が主力ですが、いずれは当協会の意見を医療業界に発信し、業界の発展に少しでも貢献できればと考えております。

最後に、医療機器産業のますますの発展と、関係する皆様方のご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。