靴や靴下を脱がずに体組成を計測【タニタ】
『両手間計測体組成計』を発売
タニタ(社長=谷田千里氏、東京都板橋区)は、靴や靴下を脱ぐことなく、そのまま乗って計測できる施設向けの両手間計測体組成計「DC―13C」を発売した。
一般的な体組成計が足から電流を流して計測するのに対し、DC―13Cは手から電流を流して計測する方法を採用している。
靴や靴下などの履物を脱がずに測れる体重計一体型の両手間計測体組成計の製品化は国内初となる。靴などを脱いではだしになることが不要なため、計測の準備から終了までのトータル計測時間が、従来の体組成計より半分以下の40秒に短縮した。
その結果、大人数を効率よく計測できることから、公共施設やイベント会場、健康経営に取り組む企業などでの利用が期待される。
また、DC―13Cは8時間で2962人の体組成を計測した機器として、ギネス世界記録に申請している。
価格は28万5000円(税別)。タニタでは年間500台の販売を計画している。